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「建築は生き様そのもの」— 若き職人・佐藤翔太さんに聞く

  • harebarenakamura
  • 2月3日
  • 読了時間: 3分

佐藤翔太(サトウショウタ)

長崎県諫早市出身

株式会社ハウスクリエイト 建築士

長崎大学を卒業後、関東の建築会社へ就職。30歳の時に長崎へ。

現在の株式会社ハウスクリエイトへ就職。


◾️会社紹介ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

株式会社ハウスクリエイトは、長崎県諫早市に本社を構える建築会社です。創業23年目を迎え、豊富な実績と確かな技術力で、多くの住宅・商業施設の施工を手がけてきました。お客様の理想を形にするため、細部にまでこだわった高品質な建築を提供。伝統技術と最新技術を融合させた設計・施工を強みとし、地域に根ざした信頼される企業を目指しています。安心・安全で快適な住まいづくりを通じ、お客様の暮らしを豊かにすることを使命としています。

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佐藤さんが建築職人の道を選んだきっかけは何ですか?

佐藤翔太さん(以下、佐藤): 子どもの頃から父が大工をしていて、その姿を見て育ったのが大きな影響でした。最初は何気なく手伝っていただけでしたが、木を削る音や香り、形になっていく過程に魅力を感じるようになりました。本格的に職人を目指したのは高校を卒業する頃ですね。

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実際に職人として働き始めたとき、大変だったことは?

佐藤: 体力的な面はもちろんですが、技術的にも精神的にも厳しかったですね。最初の頃は師匠に何度も叱られましたし、現場では一瞬の気の緩みが大事故につながることもあります。ミスをするたびに、自分の未熟さを痛感しました。でも、その経験があったからこそ今の自分があると思っています。


仕事のやりがいや達成感はどんなときに感じますか?

佐藤: 自分が関わった建物が完成し、お客さんが喜んでくれる瞬間ですね。「ありがとう」「すごく住みやすい」と言われると、それまでの苦労が一気に報われます。また、木造建築は年月を重ねるごとに味わいが増すので、自分の仕事が長く残るというのも誇りに思える部分です。


今の建築業界について感じることは?

佐藤: 技術の進化はすごいですね。昔ながらの手作業だけでなく、最新の工具や3D技術を使うことも増えています。ただ、職人としての技術や経験はやはり不可欠です。効率化が進む一方で、伝統技術をどう守り、次の世代に伝えていくかが課題だと思います。


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これからの目標を教えてください。

佐藤: 自分の技術をさらに磨くだけでなく、若い人たちにこの仕事の魅力を伝えていきたいですね。建築職人の世界は厳しいですが、それ以上にやりがいのある仕事です。将来的には自分の工房を持ち、後進を育てることが夢です。


最後に、これから職人を目指す人へメッセージをお願いします。

佐藤: 「手を動かすことが好き」「ものづくりに興味がある」という気持ちがあれば、ぜひ挑戦してみてほしいです。最初は苦労も多いですが、続けていくうちに自分の成長が実感できるし、一生の技術が身につきます。この道を選んで後悔したことは一度もありません。ぜひ、自分の手で未来を作る楽しさを味わってほしいです。




取材後記

佐藤さんの言葉からは、建築職人としての誇りと情熱が伝わってきました。時代が変わっても、手仕事の価値は決して失われません。これからの職人たちがどのように進化していくのか、ますます注目していきたいと思います。

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